第一印象は、地味。
さっそくアクセスした、その第一印象は、地味なブラウザです。
「タオブラはコンパクトにまとまった日本語ページになっています。」と利用ガイドに書かれています。でもカテゴリも少ないのでタオバオ商品を全部探せるのか、ちょっと心配です。これだけなら、直接タオバオを見れば早いようにも感じますが、何か違いがあるのか?
注記:筆者はサポートECジャパンの中国側担当者です。日本側からの要請でタオブラの動作チェックをしてみました。
地味に凄かったタオブラ
「タオバオで見つけた商品の99.98%以上がタオブラで探せます。」と利用ガイドにありますが、本当にそうなのか、試してみました。
まずは、トップメニューにあるレディースの中から、適当にワンピースをクリック。すると勝手に中国語に翻訳されて、「検索:连衣裙 22,740,305件 40件目まで表示中」と素早く表示が変わりました。
日本人が使いやすいように商品カテゴリが自動翻訳されてから検索しているみたいです。適当に商品写真をクリックしてみると、下図のような商品ページが出てきました。

タオブラの商品画面
本家タオバオ・天猫の商品登録数は、毎日数万件も動いています。売り切れてしまった商品や毎日のように新商品が追加されますが、タオブラではどうしているのでしょうか?
そんな素朴な疑問を確かめるために、いつも利用しているショップの今日付けで発売された商品タイトルをタオブラの検索にインプットしてみました。
結果は、一ページ目の上位になにげに出てきました。
タオバオの会員画面を彷彿させる「お気に入りセラー」
タオブラの商品ページは、写真が少ないし実際の商品説明もどこにも見当たりません。ただ、「この商品のオリジナルページ」と言うリンクが張られているだけです。
でも、一度見つけた商品と関連が有る商品が楽に探せるように工夫がされています。
気になる商品を販売しているセラーは、他にも多くのお気に入りの品を出している傾向があります。WEB空間に残しておける機能が付いているのはポイント高いです。
これがあると、次回利用するときに商品探しが楽になります。セラー自身を保存できるのは、タオバオの会員利用できる買い物カゴと同じ機能が備わっているということです。
商品のカラーまで選べる
タオバオ代行の注文で困るのは、「ガラモノや微妙なカラー」の指定です。
中国語の文字だけで注文すると発注ミスにつながりやすいのです。
購入者(お客さん)→ 代行業者 → お店
メッセージ伝達がうまくできないケースが多発します。代行業者もお客さんも出品者も誰もが幸せに業務を行うためにも、商品の詳細指定ができることはプラス面が大きいようです。