リサーチ/ノーブランド探しからはじめる

 ノーブランドの定義が判れば道が開ける

リサーチ/ノーブランド探しからはじめる (2/3)

「商標」とは、商品やサービスの提供を受ける需要者が、その商品や役務の出所を認識可能とするための標識を言います。世の中に知れ渡り有名になった商標を俗にブランド品と言いますが、法の解釈には有名や無名の程度は無関係であり、無名だからノーブランドという定義は当てはまりません。

「商標」の定義が判ればノーブランド商品の意味も自然にイメージが頭に浮かぶようになります。それでは商標の定義とはなんでしょう?

《参考URL》

ウィキペディア「商標とは」(アクセス日:2016/11/15)

ウィキペディア「ノーブランド」(アクセス日:2016/11/15)

商標とは

商標(しょうひょう)とは、商品を購入し、あるいは役務(サービス)の提供を受ける需要者が、その商品や役務の出所(誰が提供しているか)を認識可能とするための標識(文字、図形、記号など)をいう。需要者は、商標を知覚することによって商品や役務の出所を認識し、購入したい商品、または提供を受けたい役務を選択することができる。

ノーブランドとは

ノーブランドは、ブランド(商標)をつけず、法的に定められた事項と一般名称のみを記した商品。ジェネリック・ブランドともいわれる。また、その商品のことをノーブランド商品、無印品という。無駄をなるべく排除することにより低価格化を図り、また商品の本来の機能を特化させようというのが共通的な考えになる。ただ、通常のブランド商品に比べ、価値の低いものとして見られたり、仕入れをする業者が少ないという欠点もある。

ノーブランドの名称は主に衣服や装身具、リサイクルトナー、PCパーツ分野で用いられるが、その分野によって定義が異なる。

ノーブランド商品を検索する方法

商標とかノーブランドと言われても、具体的な商品を見ないと実感がわかない方も多いことと思います。そんな曖昧な商品を実際にネット通販で探すことはできるのでしょうか?

タオバオで買ってAmazonで売ることで利益を出している方は少なくありません。つまりAmazonでノーブランドを探せば、どのような商品がノーブランドなのかイメージが簡単につかめるようになります。では、早速Amazonのサイトを閲覧してみましょう。Amazonではノーブランド商品にはブランド欄に「ノーブランド」と記載されていますので、具体的に商品を検索してみて下さい。結果はどうでしょうか?ノーブランド品だけでも223万件以上もヒットしたはずです。

amazon_topimg

さて、このAmazonで見つけた商品は、本当にノーブランドつまり商標権がないものなのかを確かめる方法があります。それは、特許庁が公開しているサイト J-PlatPatです。

特許情報プラットフォームJ-PlatPat

このサイトでは、特許・実用新案、意匠、商標について、キーワードを入力して簡易検索ができます。商標であれば、「商標を探す」を選んでから、品名を入力して検索して下さい。この結果、登録されていない商品であれば、ノーブランド商品ということです。

j-platpat

特許情報プラットフォームJ-PlatPat

Amazonサイトのブランド欄に何か名称が記載されている場合でも、商標が該当しなければノーブランド商品と見なされるのです。つまり、Amazonの中で識別のために名称を付けているだけであって、その名称に対する権利者はいないと判断できます。そのような商品なら、商標権を申請して権利を取得できれば、こんどは自分のブランドにすることもできます。これが商標に関する法的な解釈です。

※ Amazonでは独自の規約により、商標登録済み商品でも相乗り出品がNGとはなりません。

Amazon規定としてのノーブランド

商標権の登録がなければ、その商品はノーブランド商品ですが、Amazonで売るにはOEMやタグ付け、ロゴ入れ、日本語説明書の付加などを施してオリジナル化をした商品があります。この場合Amazonでは相乗り出品することはできない規則があります。つまり Amazonでの販売が前提であれば、まずはオリジナル商品化されていないかどうか調べる必要があります。
確認方法は、まず商品ページの画像を見ての検討となります。ブランド名が入ったロゴやタグ付け、パッケージであるかを確認し、商品説明にも目を通します。確認内容は、「当店オリジナル商品」のような記述です。

このように確認して特にオリジナル商品化されていない場合は、Amazonの定義では、ノーブランド商品です。

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